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ジェネリック医薬品はなぜ安い?
先発医薬品は、その成分から開発し、有効性、安全性を確認後承認されて発売されるため、研究に20~30年かかるといわれ、その費用も200~300億円と莫大です。しかし、ジェネリック医薬品はすでに使われていて有効性も安全性も確かめられた成分ですから、承認までの手続きが少なくなります。開発や研究にかかる時間も金額も少ないので、国が先発医薬品より安い価格に設定しています。
ジェネリック医薬品は、すでに先発医薬品の成分※の有効性と安全性が確かめられた後に発売されています。また、ジェネリック医薬品は、どれだけの速さで、どれくらいの量の薬の成分が血液中に入っていくかを調べる試験(生物学的同等性試験)を行って、同等であることが確認されてから発売されますので、先発医薬品と同じ効果が認められています。有効成分以外の添加物が異なる場合があります。
患者さんの薬代の負担が減り、家庭での医療費の節約に役立ちます。また慢性疾患では、薬代が高いからといって、通院や薬の服用をやめてしまう人も少なくありません。でも、お薬は飲み続けることが大切です。ジェネリック医薬品の使用により、正しい治療を無理なく続けられる環境が整います。そしてひいては高騰する医療費の抑制にもつながります。
ジェネリック医薬品ってご存知ですか?
最近、TVや新聞で「後発医薬品」とか「ジェネリック医薬品」について報道されるようになりました。後発医薬品は先発医薬品と治療学的に同等であるものとして製造販売することが国から承認されています。患者様の負担を軽減し、医療保険財政の改善に資するものと考えられますが、まだまだ日本では欧米諸国と比べて普及が進んでいません。
このQ&Aは、皆様に少しでも「ジェネリック医薬品」を知っていただくために、「えっ、同じ成分の薬で値段が違うってどういうこと?」「安いお薬で、本当に効くの?」など、皆様の疑問にわかりやすく答えたものです。
「新薬」として最初に発売された薬は特許に守られ、開発したメーカーが独占的にその薬を製造販売することができます。これが「先発医薬品」です。ところが20~25年の特許期間が切れると、他のメーカーも同じ成分、同じ効果のお薬を製造できるようになります。これが「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」で、その価格は先発医薬品よりも安く設定されています。
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